弱ってきたカマキリの特徴とは?どう接すればいいのかを解説!

飼育

カマキリは
寿命の終わりが近づくにつれて
次第に弱ってきます。

弱ってきたカマキリには
色々なサインがありますから
それらを見極めることも
飼育の上では大事なことですね。

もちろん、カマキリが弱って来たからと言って、
人間に出来ることはほとんどないのですが
その兆候を知っておくことは大切なことです

弱ってきたサイン

食欲が無くなる
食欲が無くなると、やはりカマキリは大分弱ってきています。
ザンネンなことではありますが・・・。
2代目カマキリの場合は、最後の半月は何も食べなくなってました。。
しかしながら5代目や6代目のように、直前までエサを普通に
食べているカマキリもいるので油断はできませんが…

力が落ちてくる
弱ってくると、次第に下に落っこちたり、上に登れなくなったり
することが多くなります。
3代目カマキリや2代目カマキリに関してもそうでした。
特に2代目は、最後の半月、下メインに生活していました。

動きが少なくなる
弱ってくるにつれて気力も無くなるのでしょうか。。
動きや人間に対する反応もかなり少なくなります。
最近動かないなぁ^と思い始めたら弱っているサインです

体が傷んでくる
色が悪くなって来たり、傷あとのようなものが出来たり、、
顔に黒い腫物のようなものができたこともありました(2代目)
こういう外見上の変化も、当然弱っているサインの一つです。

食欲・動き・外見。この3つで弱ってくるかどうかを
判断することができます。
弱ってきてしまったカマキリを回復させるのは難しいです。
なので、せめて最後までしっかりと世話をしてあげましょう!

弱ってきたらどうすれば?

暖かい場所に…
弱ってきたカマキリを寒い場所に置いておけば、当然のことながら
カマキリはさらに弱っていってしまいます。
それを避けるためにも、カマキリをなるべく暖かい部屋に
置いてあげましょう。
暖かい部屋であれば、少しだけ元気を取り戻しして、
よく動いたりしてくれるかもしれません

食べるならエサも…
エサは無理してあげるとストレスの要因になるので、
食べそうであれば、口に近づけて食べさせてあげましょう。
エサを避ける様子だったりする場合は、食欲がないので、
また後日あげてみましょう。
ただ、いずれの場合も水は絶対必要なので、
これは忘れないようにしましょう!

カゴなどを…
カゴの中で上にのぼったりする力が無くなってきている場合は
足場を作ったり、カゴ内にとっかかりを作ってあげると良いですね。
カマキリの弱り方に応じて、飼育してる環境の調整を
してあげるのもベストです。

そして、カマキリの衰弱を防ぐことは
できません。どんなに長生きしたとしても、春ごろには最後を
迎えてしまいます。
私が飼育したカマキリ達の中にも2匹ほど、3月まで
生きた個体もいましたが、やはりそれ以上は無理でした・・・

老化による食欲の低下

カマキリも老化します。
それも、人間よりも遥かに早いスピードで…。

1年間の寿命ですから、
相当なスピードで成長、老化していくのは
仕方の無いことです。

カマキリの老化に見られる症状を書いていきます。

老化現象の一つが「食欲の低下」ですね。

やはりカマキリはどんどん食欲が落ちていきます。
最後を迎える直前には、大幅に食欲が低下するので、
なんとなく最後のときが迫っているのが分かってしまうかと
思います。

最後にはほとんど食べなくなってしまうカマキリも。

見ている感じ、
なんとなく「意欲」を失っているような、
そんな感じを受けます。

もちろん、最後の最後まで食べるカマキリも居るのですが
だんだんとエサを見ても「面倒くさい…」みたいな反応を示すように
なったり、エサを食べる量が減ったり、
カマで捕獲してエサをかじり始めてもすぐにやめてしまったりと
色々と意欲も食欲も無くなりつつある様子が見て取れると思います。

悲しいことですが、これを改善することはできません。

ちなみに、エサを食べなくなってしまった場合でも
定期的にエサはあげるようにしましょう。
例え、食べなかったとしても、です。
私が以前飼育したカマキリのうちの1匹は、
食べなくなってから2週間ぐらいが経過したある日、
その日だけ不思議と肉を食べてくれました。

このように、急に食べれる日も出てくるので、
しっかりとエサはあげるようにしましょう。
ただ、あまりしつこくあげる必要はありません。
もしも食べる気配がないようであれば、
その日は諦めるようにしてください。
しつこくエサをあげようとすれば、
逆にカマキリにストレスを与えることになります。

弱ってからどのぐらい生きるの?

カマキリが弱り始めてからどのぐらい
生きるのかどうか。
これは、その個体によって異なります。

例えば、私が2番目に飼育した「2代目カマキリ」ですが、
このカマキリは2月に入ってから弱りだしましたが
弱った状態でおよそ1か月生き延びました。
最後の方は本当に見ていて痛々しいぐらいでしたが…

逆に、5代目カマキリあたりは、
特に直前にあまり兆候らしい兆候がなく
急激に弱って命を落としてしまいました。

このように、弱り始めてから
最後を迎えるまでの時間は、カマキリによって
様々になります。
すぐに力尽きてしまうカマキリもいれば
長々と生き延びることのできるカマキリも
いる、ということになりますね。

最終的な判断は?

さらに衰弱すると、カマキリはほとんど
動かなくなります。
最終的な判断材料としては
腹部のあたりが動いているか(呼吸)
触覚が動くか、水を口元にあてたときに
反応するか、などで判断しましょう。

ほとんど動きがなくても
まだ生きている可能性はありますから
その点には注意して下さい。

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