カマキリを飼育時の「家を留守にする際」の注意点!

飼育

カマキリを飼育している人が
「家を留守にする際の注意点」を
解説していきます。

何らかの用事で、
どうしてもお出かけすることは
あると思いますし、
仕事や学校など、日常的に出かけるようなことも
あるでしょう。

そんな場合、飼育しているカマキリは
どうするべきか、
何か注意点はあるのかどうかを
解説していきます。

長期留守にしなければ大丈夫

「長期間留守にしなければ」カマキリを飼育している
ご家庭が、留守にしても、問題はありません。
もちろん、下記のような注意点をちゃんと理解
しておく必要はありますが、
それさえ注意しておけば、問題ないでしょう。

例えば、丸1日不在にしても、
カマキリが命を落としてしまう(たまたま寿命とかは例外です)
ことはないでしょう。

しかしながら、1週間や2週間…などなど、長期的に
自宅を留守にする場合は、対策も必要です。
当然、誰も餌をあげなければ、そのまま
命を落としてしまいますからね…

”留守にする場合の注意点”をそれぞれ見ていきましょう。

短時間なら問題なし

まず、数時間程度の外出だとか、その程度であれば
全く問題ありません。
注意しておくべき点としては

・逃げられる状態になっていないかどうか。
・室温が異常に寒くなったり、暑くなったりしないかどうか。

このぐらいに気を付けておけば、
特に問題はないでしょう。
部屋を真っ暗にしていても、大丈夫です。

半日や1日程度の外出も基本は問題なし

半日や1日程度の外出も基本的には
問題ありません。
私は、職場でカマキリを飼育していたことがあり、
休みの日は誰もいない状態になってしまっていましたが、
特に問題なく、そのカマキリは翌年の春先まで
生きていました。

一応注意したい点としては、
先ほど解説した数時間のケースと同じように
「逃げられる状態になっていないかどうか」という点と
「室温が異常に上がったり下がったりしてないかどうか」という点に
なりますね。

これに加えて「水」だけはしっかりとカマキリの移動できる
範囲内に設置しておくようにし、
できれば、不在にする直前にカマキリに水や餌を
与えておくようにすると、より安心かと思います。

1日程度であれば、不在の間
エサを食べなくても、基本的に問題はありませんし、
水に関しても、直前にちゃんと与えておけば
カマキリが自主的に水を飲みに行かなかった場合でも
命を落とすようなことは無いはずです。

カマキリの体調不良だとか寿命だとか
そのあたりのことは何とも言えませんが
通常であれば、問題は起きません。

数日間不在にする場合は…

数日間不在にする場合、
日数によっても異なりますが
長くなればなるほど、リスクは高まっていきます。
旅行などであれば、できれば、カマキリも一緒に虫かごごと
連れて行ったほうがいいかもしれませんね…

ただし、環境次第では、
カマキリに強いストレス・負担を与えてしまうことにも
なりかねませんから、その点も注意を
しなくてはいけません。

が、数日不在(2、3日であればなんとか…)にする場合は、
どんどんリスクが高まっていくので注意が必要です。

出来る限り大量の水を容器などに入れて
カマキリが移動中に飲めるようにし、
水分が補給できるような環境を作り、
エサや水分は、出かける直前に与えておくなどの
工夫が必要です。

また、誰かに世話をお願いできるのであれば
その間は世話をお願いするのも一つの方法ですね。

どのぐらいの日数生きられるか、という点に
関しては個体差があるため一概には言えませんが
とにかく「長くなればなるほどリスクは高まる」のは
事実です。

対策としては、
どうしても家に置いていくなら
・逃げれる状態になってないか確認
・水をちゃんと置いておく
・直前に水や餌を与えておく
・気温などの調整
・頼める人がいるのであれば、カマキリの世話をお願いしておく
ということになると思います。

ただし、出来ることであれば、日数が長い場合
カマキリも一緒に連れて行ってしまった方が(可能であれば)
良いとは思います。

長期間不在にする場合は?

長期間不在にするような場合は
そのまま何もせずにカマキリを置いていけば
カマキリは命を落とすことになります。

そのため、選択肢としては3つだけになります。

「一緒に連れていく」
「誰かに世話をお願いする」
「逃がす」

この3つですね。

まず、長期間留守にする、ということは
どこかに寝泊まりする、ということだと思います。
可能であれば、カマキリも一緒に虫かごごと
連れて行ってしまう、というのも一つの方法でしょう。

宿泊先などにカマキリを連れて行けば
世話をすることも可能です
(ただ、徒歩で移動など、なかなか難しい時も
あるとは思いますが)

二つ目の選択肢としては
「誰かに世話をお願いする」ということです。
家族でも友人でも、もしも、不在の間だけでも
カマキリを世話してくれる人がいるならば
お願いするのも一つの手でしょう。
ただ、万が一寿命を迎えて、帰ってきたときには
亡くなっていたとしても
”世話をしてくれた人”を責めたりしないように、
というのは大事なポイントになります。

上記2つとも、”どうしても無理だ”という場合は
ザンネンですが「逃がす」しかありません。
そのまま家に放置しておけば
ほぼ確実にカマキリは命を落とすことになって
しまいます。
そうなってしまえば、どのみち”お別れ”に
なってしまうわけですから、
長期不在にしないといけない、
連れていけない、世話もできない、のであれば
「逃がす」というのが
飼い主にとっても、
カマキリ本人にとっても、最良の選択に
なってくるのではないでしょうか。

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