カマキリを逃がす時はどうすれば?逃がす時のポイント

その他

何らかの理由があって、捕まえたカマキリを
逃がしたい!という場合、
どのように逃がせば良いのかを書いていきます!

カマキリの飼育を初めても、
何か事情があって
カマキリを逃がさなくちゃいけない、だとか
逃がしたくなった、だとか
そういったこともあるでしょう。

そんな時のために、カマキリを
逃がす際のポイントをそれぞれご紹介していきます。

基本的なお話

…と言っても、そんなに難しいことでは
ないのですが(汗)

もしもカマキリを逃がす場合は、
そのまま外に置いてあげればOKです。

ただし、大通りに置いたりだとか、
草木が全くないようなところに置いたりだとか、
水の中に放り投げたりだとか、そういうことは
やめておきましょう。

一番良いのは草むらのようなところでしょうか。

ただ、近くに草むらが無い場合もあるでしょうから、
そういう場合は、道端の草が生えている部分
(できれば大通りは避けて)あたりに置いてあげれば
良いかと思います。

林みたいな場所も良いかもしれませんね(あるのであれば)

野生環境下でも、成虫であれば
すぐに適応して、生き抜いていくことができます。
幼虫の場合は、他の昆虫にやられてしまう可能性もありますが、
まぁ、ソレは自然の闘いですから仕方の無いことです。

ただ、冬場に突然外に出すと、カマキリの体に
相当なダメージを与えますから、逃がすのであれば夏や秋など、
まだ暖かい時期にしたほうが良いと思います。

基本的なお話をすればこんなところでしょうか。
もう少し、細かくそれぞれのポイントについての
お話をつけ加えておきたいと思います

場所はどうする?

カマキリを逃がす場所に関しては
一番良いのは草木が生えているところ、
ということになりますね。
野生のカマキリがいそうな場所に逃がしてあげれば
カマキリにとっても、生きやすい環境に
なるかとは思います。

逆に避けた方が良い場所としては、
先ほども書いたように、大通りだとか(車などに轢かれる可能性も)
草木などが全く存在しない場所、
川に投げ込むだとか、明らかにカマキリにとって
身の危険が生じることが予想できる場所、
こういったところに逃がすことは避けましょう。

周辺に草木が生い茂っているような場所が
なかった場合は、
ある程度でも良いので草木のある場所に
逃がしてあげるのがベストであると思います

逃がす時間帯は?

時間帯はあまり気にしなくても良いと思います。
カマキリは昼間でも夜でも対応することができます。
逃がしている本人自身が、あまり周囲に
見られたくない!だとか、
そういったことがあれば、夜間にするのも
良いかもしれませんが、
特に気にする必要はないでしょう。

また、天候についても、
それほど深くは考えなくても良いと思います。
土砂降りの時間帯などはさけたほうが良いと思いますが
普通の雨程度であれば、カマキリは
自己的に行動して身を守れるかと思います。

ただ、大雪などの場合、
カマキリのことを考えるのであれば
避けてあげた方が良いかもしれませんね。

エサは大丈夫?

エサを一緒に持たせる…などということは
できません。
カマキリは動いているものしか食べませんから
選別に肉を持たせてあげて、
などということはできません。

ただ、他に昆虫がいる環境に
逃がしてあげれば、カマキリは自分自身で
狩りを行ってエサは確保しますから
この点に関しても、あまり心配
する必要はないかと思います。

が、当然のことながら
”逆にエサにされてしまう”可能性もあります。
こればっかりは上でも書いた通り
自然界での出来事ですから
人間にはどうすることもできないことです。

戻って来たりする?

自宅から遠い場所に逃がせば
あなたの元に戻ってくることは
もうないでしょう。

ただ、自宅すぐそばの草むらなどに
逃がした場合に関しては
その周辺がお気に入りになれば
また姿を見せてくれるようなことは
あるかもしれませんね。

とは言え、基本的に逃がすのであれば
カマキリとはそこでお別れだと思いましょう。

カマキリにとっては、幸せなのかどうか、
それはカマキリたち本人にしか
分かりませんが、逃がす決断をしたのであれば
ちゃんと逃がしてあげるようにしましょう。

ちゃんと生きていけるの?

これは逃がす季節などにもよりますね。
例えば、真冬の寒い中に逃がせば
そう長くは持たない、というのが現実でしょうし、
逃がしたあとに、場所が悪ければ
すぐに命を落とす可能性もあります。

また、自然界に戻す、ということは
激しい戦いの場に戻す、ということにもなります。
もちろん、それ自体はカマキリにとって
不幸なこと、というわけではありませんし
それが自然の姿です。
が、逃がしてすぐに何かに食べられてしまうような
可能性も十分に考えられる、ということには
ザンネンながらなってしまいますね。

長生きする可能性もあれば、
すぐに食べられてしまう可能性もある、
そういうことになります。

まとめ

飼育しているカマキリを逃がす場合には
以上のようなことに注意して、しっかりと
対応していくようにしましょう。

逃がすこと自体は、悪い事ではありません。
自然界に返してあげる、と前向きに
考えるようにしましょう!

むしろ、飼育できる状態じゃなくなって
しまったのにそのままにして
カマキリをほったらかしにしてしまうことの
方が、カマキリにとっても辛いでしょうし、
問題です。

飼育が何らかの理由で
大変になってしまった場合などは
そのままにせずに、
しっかりと外の世界に戻してあげることも
大切なことのひとつになるのです

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