カマキリの触覚について!長さの違いや掃除などの行動も解説!

基礎

カマキリの触覚、
結構長いですよね。

蟷螂にとってとても大切な部分、
それが、この触覚です^^
今回はこのカマキリの触覚の長さについて
書いていきましょう!

触覚の基礎

固体による
触覚の長さは固体によって個人差があります。
また、オス・メスによっても長さは違いますね。
オスの方が長めで、メスの方が短めです。
特にオスはかなり長い触角なので、
すぐに分ると思います。
メスはそれに比べると短いですね。

中には…
中には、脱皮や、怪我などで、触覚が短くなっていたり、
もしくは片方触覚がなくなっていたりするカマキリも
あります。
それでも生きることはできますが、
やはり蟷螂の生活上は不便みたいですね。

カマキリの触覚は固体ごとによって違います。
それほど気にしなくては良いですが、
長いのと、短いのが居ますし、
ある程度長さが違っても異常ではないのでご安心ください。

触角の長さについて

カマキリにとって大事な触覚。
カマキリたちはこの触覚を使って、色々な周囲の情報を
得ています。

触覚の掃除をすることも多いですね。

で、この触覚の長さ。
基本的なカマキリ(オオカマキリやハラビロカマキリなど)
は、オス、メスによって長さが異なるのです!

どちらが長いと思いますか?

触覚が長いのは…
オスとメスで触覚が平均して長いのは
「オス」の方です。個体によっては、メスの3倍以上に
触覚が長いことも。
反対にメスは結構、触覚が短い感じです。
勿論、個体差はあるとは思いますが、基本的に「オス」の
方が触覚が長い場合がほとんどです!

メスは掃除が大変そう…
メスのカマキリたちは掃除が大変そうですね…。
触覚が短いので、なかなかカマで触覚を捕えることが
できず、よくイライラしているような感じがします(汗

オスとメスを見分ける材料に!

上でも書いた通り、触覚の長さは
オスとメスで違います。

そのため、カマキリがオスなのかメスなのかを
見極めるための材料の一つにもなります。

オスの場合は触覚がかなり長く、
メスの場合はそれほど長くありません。
個体差もありますが、大体のカマキリは
そういう風になっているので、
慣れてくると触覚を見るだけですぐに
分かるようになります。

表現はあまりいい気持ちではないですが
オスのカマキリの触覚はゴキブリみたいな
感じに、すごく長いです(笑)

カマキリが触角を食べようとしている?

カマキリをはじめて飼育するとき、
カマキリが「触覚を食べている!?」と思ってしまう人も
居るようです。

初めて、カマキリを飼育したときに、
とある方から、「このカマキリ、触覚食べてますよ!」と
言われたことが(笑)

おなかがすくとカマキリは触覚を食べてしまう?
…なんてことはありませんから心配しないでください(笑)

カマキリが自分で触覚を食べてしまうことはありません。

触覚をカマで掴んで食べているように見える行為は、
触覚を口の部分で掃除しているだけです。

カマキリは触覚を自分の口の部分で掃除(手入れ)をします。
固体によっては結構頻繁にやる行為なので、
心配せずに、そのまま放っておいてあげれば大丈夫です。

カマキリにとって触覚はかなり大事な部分ですから、
このように定期的に手入れをしているわけですね。

カマで乱暴に触覚を掴もうとしていることもありますが、
そのまま間違えて触覚を切っちゃう!なんて話はほとんど
聞いたことがないですから安心してください。

触覚を掴めずイライラしている時は?

カマキリたちは自分の触覚をカマで掴んで、
口で触覚を掃除します。

しかし、中には、なかなか触覚をカマで掴めず
イライラしている様子を見せるカマキリも。

そんな時、どうすれば良いのでしょうか。

答えは…何もするべきことはない、です(笑)

場合によっては、なかなか触覚を掴むことが
できず、動きが乱暴になっていくカマキリも居ますが
人間が手を貸してどうこうできる内容じゃありません。

逆に邪魔をすることによって
カマキリがストレスを感じてしまう(カマキリはストレスに弱いです)
可能性もあるので、そっとしておくのがベストです。

そっとしておけば、時間はかかるかもしれませんが、
そのうち触覚を掴むことができて、満足そうに掃除することも
ありますし、
つかめずにそのまま諦めて、冷静になってから(?)
再チャレンジするカマキリも居ます。

心配しなくても、自分のカマで触覚を切ってしまったりとかは
しないので大丈夫ですよ!

触角を失うとどうなる?

脱皮の失敗や、他の昆虫との争いなどで
触角の一部が切れてしまっているカマキリや
片方だけしか残っていないようなカマキリも存在します。

どのような影響が出るかはその個体にもよります。
やはり、カマキリにとっては触覚は非常に大事な部分ですから
それを失う、ということはカマキリにとってしてみれば
本当に大変なことです。

しかしながら、触覚を失ってしまったから必ず
カマキリが命を落としてしまうかというと
そうでもありません。
触覚の一部を失っても元気に生きているカマキリもいます。

ただ、行動に異常が出てくる可能性はありますし、
本人がどのように感じているかは分かりません。

当然のことではありますが、触覚はあるならあったほうが良いです。
ただ、万が一不慮の事故などで、触覚を失ってしまったとしても
必ずしも、カマキリがダメになってしまう、ということではありません。

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