カマキリのオスとメス！それぞれの違いと見分け方を解説！

カマキリにも、当然「オス」と「メス」が
存在しています。

ただし、当然のことながら人間とは
かけ離れた生態系の生き物ですから
人間とは違う方法で見極めなくてはなりません。

カマキリのオスとメスの違い、
見分け方について、それぞれ解説を
していきたいと思います。

オスとメスを見分ける方法
まとめ

オスとメスを見分ける方法

カマキリのオスとメスの見分け方。
ご存知ですか？

オオカマキリやハラビロカマキリなど、
一般的なカマキリのオス・メスの見分け方を書いていきます。

特殊なカマキリについては…
ココの情報と異なる可能性があります！

それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう！

体格の違い

オスの方が全体的にスリムな印象です。
反対にメスのほうは胴体部分が膨らんでいて、
中身がパンパンな印象
タマゴとかが入ってますからね。

サイズ的に言えばメスの方が大きく、
オスの方がスリムな感じです。
お腹の部分がパンパンになっているのがメスで、
全体的にスラリとしているのがオス、
ということになりますね。

個体差もありますが成虫になった時点で
メスよりもオスの方が小さく、
雌の方が大きいという特徴があります。

触覚の違い

オスの触覚はかなり長めです。
反対にメスの触覚はかなり短いので、
その差は一目瞭然。
オスの触覚は明らかに長いので並べてみれば分ると思います。

メスの方の触覚は短い感じで、
それほど目立ちませんが、
オスの触覚は非常に長く、ゴキブリのような感じの
長さの触覚になり、
非常に目立つかと思います。

触覚を失ったり、何らかの原因で
触覚が一部切れてしまったりしていない限り、
オスが長い触覚、メスが短い触角、ということになります。

産卵するかどうか

メスは当然産卵します。なので、１回でもタマゴを産めば
そのカマキリはメスということですね。
オスは産卵しません。当たり前ですけれど…

メスの場合は交尾などをしていない場合でも
中身のないたまごを生むことがあります。
上でも書いたように、オスは産卵することは
ありませんから、
もしも飼育しているカマキリが産卵したのであれば
そのカマキリはメス、ということになります。

産卵のペースなどはカマキリによって
異なりますから一概に言うことはできませんが
定期的に雌は産卵を行います

性格の違い

これは固体にもよりますが、全体的にオスの方が臆病な
イメージ。メスの方が落ち着いた固体が多いですね。
ただ、私はオスでも落ち着いたカマキリを知ってますし、
反対にメスでも臆病なカマキリも知ってます。

全体的な傾向としては
オスの方が臆病な個体が多く、
人間に慣れるまでも時間がかかる（あるいは慣れない）
ことも多いです。

逆に、メスのカマキリの方は全体的に見れば
ある程度落ち着いた性格であることが多く
人間にも慣れて、物おじしない印象を受けます。

が、上でも書いた通りに
あくまでも全体的なお話であり、
私が飼育したカマキリの中には
大人しく人懐っこいオスのカマキリもいましたし
逆に物凄く臆病なメスのカマキリもいました。
そういった意味では、あくまでも参考程度で
性格だけでオス・メスを見極めるのは
難しいでしょう。

飛行能力にも違いが

オスの方が飛びます。メスは体が重たいので飛んでも少し、
もしくは飛べない固体も居るみたいです。
基本的に、それほど飛びまくる虫ではないですけどね…。

オスのカマキリの場合、成虫になると
飼育中に飛ぶようなこともありますから
それは覚えておきましょう。
私がこれまでに何匹も飼育してきた感覚で言えば
カゴの中で飛び回ったりだとか
そういったことは特になく、
外に出している時に何らかの刺激を
与えたり、たまたま飛んだり、
そのぐらいです。
基本、飼育している最中に飛び回ったり
することはないと思いますから
その点は安心しても良いのではないでしょうか。