カマキリは昼行性?それとも夜行性?その答えは…?

基礎

カマキリは昼間、明るいうちに行動するのか。

気になる人もいると思います。

確かに、カマキリは昼間でも夜でも
動いているイメージがある人も多いのではないでしょうか。

では、カマキリは実際のところ、
主な活動時間は昼間なのか、それとも夜間なのか、
この点について解説していきます。

実際に飼育して見た感じは?

まず、最初に実際に飼育して見た感じをお話すると、
行動時間は…
固体によってまばら、という印象でした。

今までに複数のカマキリを飼育してきましたが、
朝活発なのも居れば、夜にならないと動かないのも居ました。
個体差が出ているのでしょうか?(飼育環境は同じ)

ただ、太陽の光に当たる場所に移動すると
どのカマキリも動きが活発になるような印象はありました。

他はえさやりのために場所を移動したりだとか、
そういうときは警戒(?)しているのか、活性化していましたね。

あとは…特に決まりはなかったように思います。
1日中じっとしていることもあれば
「疲れないのかな?」というぐらい動いていることも。

あくまで、カマキリの気分次第なのかもしれません。

…一つ言えるのは弱ってくるとほとんど動かなくなることと、寒い日は、
あまり動かないことですかね。。

それでは、実際のところのカマキリはどうなのか
この点も見ていきましょう。

カマキリの”主な活動時間”はあるの?

カマキリの主な活動時間、というものは
特には決まっておらず、
昼間に動いていることもあれば、夜間に動いていることもありますし、
逆に昼間はずっと固まっていたり、夜間はずっと固まっていたり
するようなこともあり、
実際に飼育してみると分かりますが
”24時間どの時間帯でも活動することがある”という生き物になります。

人間にように”決められた時間に寝る”とか、
そういうことはないですね。
(そもそも人間のような形の睡眠をとることもありませんが…)

そのため、昼間に活発に動くことも、
夜に活発に動くこともあります。

カマキリの個体や種類によっても
ある程度傾向が変わることはありますが、
特定の時間にのみ行動する、とか
そういった生き物ではありません。

ずっと動いているような気がするけど大丈夫?

カマキリの中には
朝から晩まで、ずっと動いているような行動を
する個体もいます。

そうなってくると”大丈夫かな?”と心配に
なってしまうかもしれませんし、
人間の感覚で言うと”なんか寝てない気がするけど大丈夫?”というような
気持ちになってしまうようなこともあるかとは思います。

しかし、カマキリと人間では、そもそも体のつくりも
全然違いますし、
生き物としての仕組みも大幅に違います。

そのため、昼にも夜にも起きているように見えたとしても、
あまり”寝ていないのかな?”などと心配したり
する必要はありません。

飼い主(人間)が、カマキリに24時間ずっと構いっぱなし
だったりすると、カマキリも休んだりすることが出来ず、
ストレスにもなってしまい、
結果的に寿命などに悪影響を及ぼす可能性は十分に
ありますので注意が必要ですが、
そういったことさえしなければ、人間から見ると
”それで休めているの?”と不安に感じるような
生活をしているとは思いますが
心配する必要はありませんので、
そのまま、いつも通りの飼育を心がけて
そっとしておいてあげましょう。

少なくとも生活ペースについては
人間には理解しがたい部分もありますが、
このあたりは、カマキリはカマキリで、
ちゃんとしっかり自分たちで調節を行っているため、
過剰に心配する必要はありません。

カマキリたちの自由にさせてあげる、
ということが一番ですね。

観察する時間帯としてベストなのは?

カマキリに限らず、ペットを飼育している際には
どうせなら”動いている時間帯”に観察したいとは思います。

ただ、カマキリの場合に関しては
実際に飼育してみると分かると思いますが、
昼間でも活発に動く時もあれば、何時間もじっとしているようなこともありますし、
夜でも、活発に動く時もあれば、何時間もじっとしているようなこともあり、
ハッキリと”この時間なら活発に動く”ということは、
あまりありません。

ハムスターなどであれば、夜になると動きが活発化したりと
結構分かりやすい動きを見せてくれますが
カマキリの場合、”今日は昼間から元気だな”と思うようなこともあれば
”今日はほとんど動かなかった…”みたいに思うようなこともあり、
このあたりは、個体や、その日次第、というところが
答えになります。

そのため、カマキリを観察するときには、
”どの時間帯に見ていた方が動きやすい”みたいなことはあまりなく、
妙に動いている日もあれば
1日中ずっとじっとしているようなこともあるので、
気長に観察して、
動いている時に巡り合うことができたのであれば
じっくり観察する…というような感じで
付き合っていくことが、大切になるかと思います。

なお、カマキリがあまり動いてくれないからと言って、
ちょっかいを出すみたいなことを繰り返していると、
カマキリにとって大きな負担を与えることになってしまい、
場合によっては寿命などに影響してしまうことも
考えられますので、
あまりしつこくちょっかいなどを出しすぎてしまわないように、
注意するようにしましょう。

ちなみに、秋の終わりから冬にかけて、
カマキリが弱ってくると、だんだんと動いている時間が
短くなって、じっとしている時間が多くなる傾向にあります。

こればっかりは仕方のないことなので、
冬になって、動きが鈍くなってきても、暖かく見守ってあげるように
して下さい。

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