カマキリの抜け殻ってあるの?その答えは…?

基礎

昆虫の抜け殻…
時々、外で見かけたりすることもあると思います。

一番よく見かけるのは
蝉の抜け殻あたりでしょうか。

では、カマキリには「抜け殻」はあるのかどうか。

その点について解説していきます。

カマキリと言うと、あんまり
「抜け殻」のイメージはないとは思うのですが
実際のところは、どうなのでしょうか。

カマキリに抜け殻は存在するの?

カマキリにもセミなどと同じように
抜け殻は存在するのかどうか。

この答えとしては「Yes」です。
カマキリにも抜け殻は存在しており、
面白いぐらいに”カマキリの形をした皮”を
見ることができます。

知らないで遠くから見ると
一瞬、本物のカマキリなのではないか、と
思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

あまり外で見かけるようなことは
ないとは思いますが
カマキリにもちゃんと抜け殻はある、
ということですね。

カマキリも脱皮する

あまりイメージはないと思うのですが
カマキリも”脱皮”をするので、
当然、その”皮”が存在するわけです。
それが、「抜け殻」になるわけですね。

カマキリは孵化してから成虫になるまで、
何度か「脱皮」を繰り返していきます。
最終的に数回の脱皮を繰り返すので
その都度、カマキリの抜け殻のようなものが
出来上がります。

脱皮を繰り返して大きくなっていき、
最終的に成虫になる、というのが
カマキリの成長過程になります。

抜け殻はカマキリの形をしているの?

私もカマキリを飼育した際に
カマキリの脱皮を経験していますが、
脱皮した皮は、ちゃんとカマキリの形をしています。
(うまくいかなかった場合は、別かもしれませんが)

私は、そのカマキリが生まれて初めて飼育したカマキリで
脱皮は夜にして、朝には終わっていたので、
「カマキリが2匹に増えてる!?」とびっくりしてしまった
記憶があります(笑)

実際にはカマキリが増えたわけではなく
ひとつは脱皮後の皮だったわけですが…笑

そんな感じなので、
だいぶカマキリっぽい形をしている抜け殻を
見ることができます。

抜け殻はどうすればいいの?

飼育している場合に限った話ですが
飼育場所にいつまでも抜け殻を置いておくと
カマキリにとって邪魔になってしまいますし、
カマキリ自体は「自分の抜け殻だから大事にしよう」だとか
そういうことは一切ありませんので、
抜け殻に関しては、飼育している虫かごなどから
早い段階で取り除いてあげると、
カマキリにとっても良いのではないでしょうか。

取り除いた抜け殻をどうするかどうかは、
個人の自由です。
人間にとって毒になるようなことはありませんから、
記念に保管しておいても良いですし、
特にそういったことが無ければ
抜け殻自体は処分してしまっても、
構いません。

このあたりは本当に、その人のお好み次第、
ということになります。

外で抜け殻を見つけるのは難しい?

外でカマキリの抜け殻を見かける、ということは
なかなか難しいです。
セミの抜け殻のように、頻繁(?)に見かけるような
感じではなく「時々見かける」程度どまりかな?
という印象を受けます。

自然界でもしもカマキリの抜け殻を探すのであれば
カマキリが生息していそうな場所を重点的に
探す、ということになりますが
カマキリの抜け殻を見たいのであれば
一番手っ取り早い方法としては
自分自身がカマキリを飼育してしまう、
ということになりますね

カマキリ本人の抜け殻に対する反応は?

特に特別、興味を持っているような感じはなく、
ほとんど無反応です。

「これは自分の元々の皮なんだ」みたいな感じの
愛着のようなものは、特に感じない状態ですね。

カマキリ自体は肉食の昆虫になりますので、
自らの脱皮し終えた皮を食べてしまったり
することはありません。

特にカマキリの害になることはありませんが
脱皮した皮を前にしても
カマキリのプラスになったりすることも、
特にはありません。

脱皮しないカマキリはいるの?

基本的にカマキリは脱皮をします。
そのため、カマキリを成虫になる前の
段階から飼育すれば、
カマキリの脱皮を必然的に見ることになりますし、
確実にカマキリの抜け殻を
(放し飼いのような状態でさえなければ)
見ることになります。

そのため、逆に言えば
カマキリの抜け殻を見たい!という人は
カマキリを(成虫以外の状態から)飼育すれば
確実に見ることができる、
ということになりますね。

なお、翅が生えた状態のカマキリは
成虫になっているので、
それ以上脱皮することはありません。

カマキリの抜け殻が苦手な場合は?

中には、カマキリは好きだけど
カマキリの抜け殻だとか、
そういったものは苦手!という人も
いるかもしれません。

ですが、上でも書いた通り
カマキリは基本的に脱皮を繰り返して
成長していく昆虫になっているので、
どうしても、脱皮はしてしまいます。

が、それでも脱皮を見たくない!
カマキリの抜け殻を見たくない!
という場合に関しては
”成虫の状態から飼育する”ことをおすすめします。

カマキリが既に成虫になっていれば
それ以上脱皮することは基本的には
ありませんので、カマキリの抜け殻も
脱皮も見なくて済みます。

成虫は、”羽”が既に完成した状態になっているので
比較的見分けはつきやすいと思いますし、
幼虫の時より、ある程度頑丈になっているので、
飼育しやすい、という利点があるのも
メリットにはなりますね。

どうしてもカマキリの抜け殻は苦手だ!
という場合は参考にしてみて下さい。

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