カマキリが住み着くことによる影響は…?考えられる影響を解説!

基礎

カマキリが自宅の庭やベランダに住み着いてしまったら…

”何か影響はあるのかどうか”
心配になる人もいるかと思います。

基本的に、カマキリが人間の住処に入ってくるようなことは
比較的少ないのですが、
それでも、庭だとか、そういった場所には
気に入って住み着く可能性も0ではありません。

カマキリが住み着く場合の影響について
解説していきたいと思います。

カマキリが住み着くことはあるの?

自宅の庭だとか、ベランダにカマキリが
住み着くことはあるのかどうか。

答えとしては、あります、というのが
答えになりますね。

ただし、”気に入ったから、その場所にいる”程度であり、
蜂のように巣を作ってその場に永住する感じではなく、
しばらくの間ずっと住み着いていたけれど、
ある日、急に姿が見えなくなった…ということもあり、
一度住み着いたからずっと近くにいる…ということでもありません。

ただ、長々同じような場所にいると
人によっては「何をしているのか」とか、
「影響はないのかどうか」とか、心配に
なることもあると思いますので、
”カマキリが住み着くことによって、何か影響はあるのかどうか”を
解説していきたいと思います。

巣を作ることはない

蜂だとか、アリなど
そのあたりの昆虫と違い、明確に”巣”を作ったり
することはありません。

その点は安心しておいても良いでしょう。

カマキリを放置しておくと、家の側に巣が
作られてしまいカマキリだらけになってしまう、
とかそういうことは無く、単純にそのあたりを
うろうろしているだけです。

巣を作られてしまうの?と思う人も
いると思いますが
カマキリには巣を作るような習性は
ありませんから、まず、その点は、心配しているのであれば
心配しなくても大丈夫です。

他の昆虫が捕食される可能性

カマキリは、肉食の昆虫なので、
まず、植物を食べたりすることはありません。
そのため、ベランダや庭などで栽培している
観葉植物がカマキリに食べられてしまったりだとか
そういうことはありません。

ただ、肉食の昆虫になるため、
同じ昆虫などは捕食される可能性があります。
コバエだとか蚊だとか、そういうものを捕食してくれる分には
むしろ助かると思いますが、
例えばバッタだとか、そういう”害虫以外の昆虫”も
捕食されてしまいます。
自然界の流れなので、それが自然なことではありますが、
”どうしても気になる”という場合は考え物ですね。

また、昆虫を飼育している場合、
”カゴなどに入って入れば”基本的に大丈夫ですが
放し飼いのように徘徊させている場合、
捕食されてしまう可能性があるので、
そういった点には、注意しましょう。

卵を産む可能性はある

カマキリが産卵を行う可能性はあります。
すぐに孵化することは基本的にはありませんが、
付近の木や、柱などの場所にカマキリが
卵を産み付ける可能性がある、ということですね。

季節的に言えば「秋」になりますから
夏だとか春先だとか、そういった季節であれば
基本的にカマキリが卵を産むことはないと思いますが、
秋にカマキリが住み着いた場合は、既にどこかで
交尾などを終えている場合や、オスメス揃っている場合は
産卵を行う可能性があります。

卵自体は無害ですから、
気持ち悪い、とか、苦手!とか、そういうことが
無ければ基本的には心配する必要はありません
(気持ち悪い場合は、カマキリが産卵する前に追い払うか、
卵を産まれてしまった場合は、それを取り除くか
するしかありません)

卵自体は、春先までは孵化しない
(気温などによって冬に孵化してしまう可能性も0では
 ないですが、屋外であれば基本的に大丈夫でしょう)ため、
時間的にはたくさん猶予がありますし、
ムキになって、取り除いたりするようなものではありません。

また、孵化してしまった場合でも、
基本的には、人間に対する害はあまりありませんから、
カマキリが苦手だとか、そういう理由が無ければ
報知しておいても、問題はないでしょう。

長い年月で増えて行く可能性も…

長い年月をかけて、
周囲にカマキリが増える…可能性はあります。
爆発的に増えてカマキリだらけになってしまったり
家の中にもカマキリがぞろぞろ出てきてしまったり…
ということは、基本的にはないとは思いますが、
ある程度「カマキリをよく見かけるようになったなぁ」
ぐらいには、増える可能性もあります。

と、いうのも、その周辺でカマキリが生活していて、
産卵までしたとなると、当然、何事もなければ
そこからカマキリの子供たちが生まれて来るわけですから、
カマキリは増えて行きます。
ただ、カマキリは幼虫の時点で多くが命を落としてしまうために
「その辺カマキリだらけ」ということにはならず、
長い年月をかけて、少しずつ「よく見かけるようになったなぁ」
程度が限界であると思います。

また、何年も周辺にカマキリがいるような環境であっても
何らかのきっかけで、カマキリが生活拠点を
変えたりすれば、周囲でカマキリを見かけることは
なくなっていくと思いますし、
どこかの世代で繁殖に失敗すれば
全滅する可能性もあります。

カマキリが住み着いて、放置したとしても
カマキリがどうしても苦手だ!という場合を除き、
特別大きな問題になったり、
日常生活に支障を及ぼすようなことになったりすることは
まずないと、思います。

ですので、過剰に心配せずに、
そのまま放置しておけば、基本的には
問題ないのではないでしょうか。

理由がある場合、どうしても苦手な場合のみ
追い払いましょう!

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