食欲が落ちてしまったカマキリに餌を食べてもらうためにはどうすれば?

病気・体調不良

「食欲が落ちてしまった」カマキリ…

そんなカマキリに
餌を食べてもらうためには
どうしたら良いのでしょうか。

カマキリは冬場になるにつれて
どんどん弱っていき、
最終的には食欲もなくなってしまい、
その生涯を終えることになります。

また、季節的・寿命的な問題以外にも
何らかの体調不良で食欲を無くすようなことは
実際にあることです。

しかしながら、餌を食べなくなれば
カマキリは当然、あっという間に弱っていきますし、
最終的には、命を落とすことになります。

もしも、自分が飼育しているカマキリが
”餌を食べない”状態になってしまった場合は
どのように対応していけば良いのでしょうか。
その点について解説していきます。

餌を与える行為はやめないように

カマキリが「食欲を無くしている理由」を
人間側が知ることは難しいです。
ただし、場合によっては一時的なもので、
また後日食べ出すようなことはありますし、
逆に、寿命が近づいていて、
もう、人間にはどうすることもできないような
パターンが存在しているのも事実です。

しかし、いずれの理由であっても
”餌を与える行為”はやめてしまってはいけません。

飼い主がカマキリに餌を与えることを
諦めてしまったら、そのカマキリはもう、
生きる手段を失うことになってしまいます。

そのため、
カマキリが食欲を無くしているような場合でも、
飼い主は、しっかりとカマキリに「餌を与えようとする」ことだけは
やめないようにしてください。

カマキリは自分から「お腹すいた」とアピールしてくれるわけでは
ありませんから
「食べなくても、食べるチャンスはあげる」ことが
大事です。
チャンスまで与えなくなってしまったら
カマキリはそれで終わりですからね…。

無理矢理食べさせようとしないこと

カマキリに餌を与えようとしてみても
”食べない”場合に関しては
ある程度様子を見た上で
”諦める”ようにしてください。
間違っても、カマキリの口に強引に餌を
押し付けたり、30分も1時間も
カマキリに餌を上げようと奮闘したりするようなことは
しないようにしましょう。

これはこれで、逆効果になってしまい、
かえってカマキリが弱ってしまったりする原因にも
なりかねません。

このようなことをしてしまわないように、
注意していきましょう!
ある程度、カマキリに餌を与えようとしてみて、
「今日は食べる様子がないな」と言う時には
諦めることも大切です。

餌の種類を変えてみる

カマキリの食欲がなくなっているようなときには
「餌の種類を変えてみる」ということも
一つのポイントになります。

餌の種類を変えることで、
それまで食欲が低下していたカマキリが
食べてくれる可能性は0ではありません。

もしも、いつも同じような餌をあげていて
カマキリが餌を食べてくれなくなった…
という場合は、種類を変えたりしてみることも
一つの方法になります。

もちろん、種類を変えても
カマキリが餌を食べてくれない可能性は
十分にありますので、
その点は考慮しておくべきですが、
何もしないよりはマシですし、
餌の種類を変えたところ、食欲が低下していると
思われるカマキリが数日間、再び餌を
食べてくれるようなことも、実際にありました。

色々な環境を変えてみる

餌の種類を変えてもダメな場合は、
色々な環境を変えてみることも
一つのポイントです。

餌をあげる時間が一定なのであれば、
餌をあげる時間を変えてみたりだとか、
餌のサイズをいつも同じぐらいのサイズに
しているのであれば、
少しサイズを小さくするなりして、
カマキリにとって”食べやすいサイズ”に
変えてあげるだとか、
そういう小さな配慮・対策は色々とあります。

こういったことを、それぞれ試していく、
ということも大事なポイントになりますし、
何らかのはずみで突然カマキリが餌を
食べてくれる…という可能性は
決して0ではありませんので、
色々と変えられる部分を変えてみることも、
一つの可能性になります。

実際に、色々な部分を変えていくうちに
食べてくれたこともあるので、
ダメもとで試してみる価値はあると思います。

どうしても食べない場合は…?

カマキリは弱ってきて、食欲が
完全に失われてしまうなど、してしまうと、
”餌を全く食べない”という状態になってしまうのは、
残念ながら事実です。

この場合も、上で書いたように
”餌をあげること自体を諦めてしまう”ということは
厳禁ですが、食べない場合は本当に食べないので、
いつものタイミングで「餌をあげようとするリアクション」は
必要ですが、それでも食べない場合は
諦めるしかありません。

ただし、それでも水分はしっかりと
補給させてあげましょう。
(大抵の場合、固形物を食べないぐらいに食欲が
落ちてしまっているカマキリでも、水に関しては
ちゃんと飲んでくれるようなことも多いですね)

また、奥の手として「ヨーグルト」も一つの方法で、
ヨーグルトを小さなスプーンなどに入れて
口元に持って行ってあげると、
食欲を失っているカマキリでも
”ある程度”食べてくれることはあります。

ヨーグルト自体は、カマキリにあげても
全然大丈夫な食べ物なので、
それが食べなくなった肉類の代わりに
なるかどうかまでは、判断し難いところでは
ありますが、
”何も食べない”よりは全然マシだと思いますから、
どうしても何も食べなくなってしまった場合に
関しては”ヨーグルトを与える”ということも
一つの選択肢になります。

それでも食べない場合は、水だけでも
与えるようにしておきましょう!

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