カマキリは場合によっては
人間を攻撃することもあります。
こちらが何もしていないのに
積極的に近づいてきて攻撃を
仕掛けてくるようなことは
基本的にはありませんが、
不用意に手を近づけたり、
カマキリが嫌がるようなことを
繰り返していれば、
カマキリも反撃に出たりする
可能性は十分にあります。
カマキリに攻撃された時、
どうすれば良いのか、
覚えておくべきポイントについて
それぞれ解説をしていきたいと思います
攻撃されることについて
カマキリは人を噛む・攻撃するのかどうか?
よく気にしている人を見かけます。
答えは、噛みます。
そして、噛むだけでなく鎌で
挟んでくることもあります。。
ただ、こちらが何もしていないのに
自ら近づいてきて、噛んだり 鎌で襲いかかってきたり、
そういうことはありません
(と、いうより自ら鎌で襲いかかってきたら
一転して恐怖の害虫になってしまいますよね
噛んだりされるのは
こちらがちょっかいを出したり、カマキリ自身が
身の危険を感じた時、
そして、カマキリ目の前でわざと指を動かしたりして、
指が「食べられる獲物」だと誤認されてしまったとき、
などです。
挟まれる・噛まれるとどのくらい痛いのか。
ーサイズにもよりますが、
指をちぎったりとか、そういうことはありません。
ただ、大きめのカマキリに鎌で攻撃されたりすれば
出血することもあります。
もし、鎌で挟まれてしまったら?
強引にカマキリを引きはがすのは
カマキリ自体を傷めつけることに
なってしまいます。
なので、カマキリを地面や壁に
近づけてあげると、そちらに飛び移ってくれる
ことが多いので、どこか歩いて行ける場所に
挟まれた手を移動させれば良いということです
(…と言っても痛いと思いますが)
基本、挟まれることはあっても、噛まれることは
あまりないと思いますが、
指を口に近づけたりすれば噛まれます
もし、カマキリに噛まれたりして怪我した場合は、
通常のけがとおなじように、消毒などを
しておきましょう!
攻撃される原因は?
カマキリに人間が攻撃されてしまう
原因は何か。
基本的には、しっかりと注意しながら
飼育をしていれば、カマキリに人間が
攻撃されるような可能性は
低いかと思います。
ただし、何の注意もしていなければ
カマキリに攻撃されてしまう
可能性は充分にありますから、
しっかりと注意をしなくてはいけません。
攻撃される原因としては
”獲物だと勘違いされた場合”や
”外敵と認識されてしまった場合”に
なるかと思います。
まず、前者については
カマキリは動くものをエサ・獲物と認識
します。さすがに人間全体であれば
そうは思わないかもしれませんが、
指や手をカマキリの目の前で
ふわふわ動かしたりだとか
そういったことをしていれば、場合によっては
獲物と認識されてしまい、
カマキリに攻撃されてしまう可能性は
充分にあります。
カマキリに獲物やエサと勘違いされるような
動きをあまりしないようにすることをおすすめします。
後者としては
カマキリにこちらから攻撃したり
わざと驚かすようなことをしたり
イタズラしたりした場合ですね。
当然、カマキリも自分の身を守るために
攻撃してくることは充分にあり得ますから
甘く見ない方が良い、ということになります。
普通にしていて、注意していれば
多くの場合は問題ありませんが
何の注意もしていないと
思わぬ攻撃を受けてしまう可能性がある、
ということは覚えておいた方が良いでしょう。
攻撃されないようにするためには?
飼育している際などに攻撃
されないようにするためには、
手を不用意に近づけないこと、が
一番になるかと思います。
上手く対応できるようになれば
カマキリを手に乗せたりだとか
そういったことをしても
全然大丈夫なのですが
不安なうちは、なるべく手を
近づけたりしないように
した方が良いかとは思います。
エサをあげるときなどには
直接手であげるのではなく
爪楊枝にエサを刺して(生きている昆虫などの場合は除く)
あげるようにすれば、万が一攻撃されても
手に攻撃されることはありませんし、
安全な方法です。
割り箸などを利用するのも良いですね。
また、飼育している虫かごなどから
取り出す場合に関しても、
うちわだとか下敷きだとか、
何か道具を使って、そこに導くようにすると
攻撃されずに安全に移動させることが
できるかと思います。
カマキリは、うちわだとか足場になるものを
近くに差し出してあげると、
そこに登って来てくれるので、
そこに乗せて移動させたり
することも可能です。
もしも攻撃されたら?
まずは慌てず冷静に
カマキリを自分から離しましょう。
他の足場を近くに差し出したりだとか
そういった方法で上手く
取り除くようにして下さい。
この際に強引にカマキリを
剥がそうとすると、カマキリが
ダメージを受けてしまい、
場合によってはカマキリの命に
関わる可能性があります。
また、水につける方法もありますが、
ハリガネムシが体内にいた場合、
場合によってはハリガネムシが
出現してしまうこともあるので
その点は覚えておきましょう
(寄生されていないカマキリであれば
水につけて、離した後に、また元の
場所に戻せば問題ありませんが…)
怪我をした場合は、カマキリ自身は毒などを
持っているわけではありませんが
炎症などを起こす可能性はありますから
よく洗い、消毒液などがあれば消毒し、
出血などがあれば、絆創膏などを
利用するようにしましょう。
なお、怪我をした箇所が痛かったり
何か違和感がある場合は
念のため病院の診察を受けるのが確実です。