最低限知っておきたいカマキリ飼育の知識!

飼育

カマキリを飼育する際には
色々な知識が必要になります。

が、細かいことを除けば
それほど難しいことではありません。

飼育するのは
比較的簡単なのも
カマキリの魅力の一つです。

こちらの記事では
「カマキリを飼育する際に
最低限覚えておきたい知識」を
まとめておきました。

最低限これだけは!
というものをまとめましたので
長々説明を読むのは面倒くさい!
という方はご覧ください!

最低限の知識!

カマキリを飼育するのに
必要な最低限の知識を下記にまとめました。

とりあえず下記のようなことを
覚えておけば基本的な飼育で
困る部分はあまりないかと思います。

なお、当サイトでは
それぞれ個別に詳しく解説もしていますので、
個別の部分が気になる方は
それぞれの記事からご覧ください。

どこに居るの?

まず、カマキリの飼育を始めるには
カマキリを見つけなくてはいけません。
どこにいるのか?
それはやはり自然の多い場所です。

ただ、草木がある場所であれば、意外と住宅街の
壁などにも居るときがあります。

写真のような場所であれば、より出会いやすいかも
しれないですね。
時期は5月ごろ~秋の終わりごろまででしょうか。

7月ぐらいまではまだ小さいサイズのカマキリも多いので
意外と見つけずらいことも。
草の色と同化していることもあります。

捕まえるときは、うちわのようなモノなどを近くに
差し出すと、乗っかってくれることもありますから、
何か足場になるものを差し出してあげるとラクかもしれません

飼育場所は?

虫かごのようなものでよいと思います。
水槽でも良いですね

中に草などを入れてあげるとより良いと思います
(無くても寿命が縮んだりしたりすることはありませんが…)

カゴ内には水飲み場を用意してあげましょう!

ちなみに、カマキリは2匹同時に飼育するのは
あまりオススメできません(共食いなどの危険も)
1匹1匹で飼育するようにしましょう!

エサは?

バッタなど、生きた昆虫(カマキリのサイズに応じて調整)でも
良いですし、それが難しければ、ソーセージや鶏肉などの破片を
あげるだけでも十分です。
カマキリは動いているものしか捕獲しないので、
肉をあげる場合は、爪楊枝などにさして、カマキリの目の前で
動かすと、捕獲して食べてくれます。

鶏肉・牛肉・豚肉 大体何でも食べますが
鶏肉が一番食べてくれやすい印象。
変に味付けされたものはなるべくやめましょう。

他、果物系やヨーグルトなども食べてくれます

水が大事!

カマキリの飼育には「水」が大切です。
水を与えないとだめになってしまうので、必ず水は
あげましょう。
カゴの中に水飲み場を用意してあっても同様です。
自分で飲みに行くとは限りません。

スポイトなどで口元に垂らしてあげても
良いですし、霧吹きなどでカゴの中に
水分をばらまく感じでも全然大丈夫です!

近くに持っていくと、飲んでいるのがよく見えますよ!

特殊な状況

カマキリたちの特殊な状況についても書いておきます。

・脱皮
成虫になるまでには、何度か脱皮を繰り返します。
脱皮中はカマキリにちょっかいを出さず、そっと
しておいてあげましょう。
脱皮した抜け殻は、移動してあげたほうが良いです。

・産卵
メスは時々タマゴを生みます。

産卵中はそっとしておいてあげましょう。
なお、産卵後はエネルギーを浪費しているので
えさや水分をあげると良いと思います。

ちなみに卵は飼育ケースに入れたまま外に置いておくと、
上手く孵化しやすいとのことです。
室内だと気温が自然環境と違うので、早めに孵化してしまう
恐れがあります。

オス・メスの見分け方

オスは触覚が長く、胴体は細いです。
逆にメスは触覚が短く、胴体は太め。
オスは当然、卵は産みません…

性格的にはオスの方が人間に慣れにくく、
メスの方がなれやすい傾向にあるかと思います。
が、これは個体差にもよるので
オスでも大人しい個体がいたりすることはあります。

カマキリの寿命

カマキリの寿命は基本は秋まで。
10月~12月頃に命を落すカマキリが多いと思います。

ですが、室温などが暖かければ
3月ごろまで生きる個体も居ます。

冬を越して、次の夏も…というのは無理なので、
短い間ですが、大切にしてあげましょう!

カマキリが亡くなったあと

次第に弱っていくカマキリ。
最後にはやはり動かなくなってしまいます。。
一度動きが止まったらもうそのカマキリは亡くなっているいると
考えて間違いありません。
最後は近場の土などに埋葬して、
自然に帰してあげるのが良いと思います。

ハリガネムシ…

カマキリに時々寄生している”ハリガネムシ”という
虫が居ます。
たいていのカマキリは大丈夫なのですが、
居る個体だとおしりの部分から黒い細長い紐みたいのが
出てくることが。
これが出てきてしまうとほとんどのカマキリは衰弱します。。

とは言え、対処法はないのですが…
ハリガネムシはそのまま処分するなり移動するなりすればOKです。
(爪の中に入り人間に害がある、というのは都市伝説なので
気にしなくて良いです)

まとめ

カマキリの飼育方法は大体こんな感じです。
仕草が非常に面白い昆虫なので、
興味がある方は飼育にいかがでしょうか!?
なお、カマキリの鎌に挟まれると多少痛いので、
気をつけましょう!

基本的にはこれまで紹介
してきたような部分だけでも
頭の中に入れておけば
基本的な飼育には困らないかと思います。

ただ、何も知らないと
肉食であることを知らずに草をあげてしまったり
(最初の私がそうでした汗)
するかもですので、最低限の知識は
覚えておきましょう!

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