カマキリに触れるのが怖いけど、カマキリを移動させたい場合の方法!

飼育

カマキリに触れるのが怖い…という人も
いると思います。
カマキリが好きな人にとっては
日常茶飯事的なことであっても
苦手だったり、あまり興味がなかったりすれば
怖い、と感じるのも当然だと思いますし
人によっては、気持ち悪い、と感じるようなことも
あるかもしれません。

ただ、たまたま玄関の前にカマキリが
居座っていたり、ベランダにカマキリがいたり、
カマキリを触るのは怖いけど、飼育したい!という場合だったり
「触りたくないけど移動させたい」
という場面も、出て来るかもしれません。

そんな場合…
「触らずにカマキリを移動させる方法はあるのかどうか」を
それぞれ解説していきます。

触らなくても移動は簡単

カマキリに全く触らずに移動させることは
それほど難しいことではありません。

と、いうのもカマキリにはある特徴があるので、
それを利用すれば、
触ることなく、移動させることができるでしょう。
もちろん、攻撃されたりする心配も、
ほとんどありません。

その方法とは、いったい何でしょうか。

団扇などを使うと簡単に…

団扇や、長い棒など、そういったものが
あれば、それを利用することで、
カマキリを簡単に移動させることができます。

もちろん、カマキリにとっても危険な方法では
ありませんし、人間側にとっても安全な方法に
なります。

カマキリは、近くに鎌の部分をひっかけるようなことが
できる足場のようなものがあると、
そこに上って来ることが多く、
団扇や、長い棒などをカマキリの近くに差し出すだけで
そこにカマキリが登ってくる可能性が高いです。

そうしたら、乗っている間に、移動させたい場所まで
持っていき、移動させたい場所にたどり着いたら、
上手く下りるように誘導する…という感じで
”自分はカマキリに触ることなく”移動させることが
可能になっています。
下ろすときも、団扇(棒)から、乗り移れるような足場の
近くに団扇や棒を向けると、スムーズに
下りて行ってくれる可能性が高いです。

この方法であれば、
触らずとも移動できるので、
カマキリにとっても人間にとっても安心です。

乱暴に動かすのはNG

団扇や棒などに乗せたあとは、
なるべくゆっくりと動かすようにしましょう。

と、いうのも、団扇や棒を乱暴に動かしたりすると
上に乗っているカマキリもびっくりしてしまいますから
カマキリが急に変な動きをしたりだとか
そういう可能性も十分にあります。

落ち着いて移動させれば大丈夫
(慌てることによって、かえって余計なトラブルが
生まれる可能性も高い)なので、
カマキリを乗せたら、慎重に動かすようにはしておきましょう。

移動する可能性も

団扇などに乗せたカマキリは
イメージとしては比較的おとなしい感じですが、
当然、生き物ですので、動きはします。

動かずにじっとしていることも多いですが
急に歩き出したり、キョロキョロしたり…
色々な仕草をすることもあります。

カマキリを触るのが怖い!という人だと
これだけでも十分怖いと思いますが、
基本的にその状態で攻撃してくることは
まず考えられないので、落ち着いて
団扇に乗せたまま移動させれば大丈夫です。

ただ、一つ気を付けておきたいこととしては
「自分の手の方に移動してくる」可能性もあるので、
そういった場合は、団扇を持ち替えるなり、
複数の団扇を事前に用意しておくなど、
上手く対応をしていきましょう。

慌ててパニックになったりすると、
カマキリもびっくりしてしまい
変な行動(飛んでくるなど)に発展する
可能性がありますから、
出来るだけ、人間側が”冷静に”なることも
大切なポイントの一つです。

ちなみに、万が一手に乗ってきてしまっても
自分から何かしたりしない限り、
カマキリは”足場”として認識している程度なので
攻撃される可能性は低いです。

なかなか降りてくれない場合は?

カマキリを団扇や棒などに乗せて
移動させたあとも、なかなか降りてくれない場合も
あります。
そんな場合は、上でも少し書きましたが、
団扇や棒を、壁の近くに持っていくなどして
”カマキリが団扇以外に、カマをひっかけることのできる環境”を
作ってあげましょう。

そうすることで、カマキリが
スムーズに別の足場に移動してくれる可能性が
高いので、団扇や棒から、カマキリが
完全に下りたのを確認したら、
団扇や棒をカマキリから離して終了です。

こうすることで、カマキリに手を触れることなく
カマキリにとっても、人間にとっても
優しい移動が完了します。

カマキリからしてみても、人間に直接
触られるよりは、(おそらく)安心だと
思いますし、身体へのダメージも
少なく済むでしょう。

カマキリを触るのが怖いけど、移動させたい、
という場合は、団扇や長い棒、
その他、類似するものなどを
使っていくと、安心・安全だと思います。

注意点

棒や団扇、それに類似するもの
(カマキリが脚場にできるぐらいの大きながあるもの)で
あれば、何でも利用はできますが、注意点として
「セロテープなどがついているもの」や
「粘着力のあるもの」には気を付けるようにして下さい。

と、いうのも
カマキリがそれにくっついてしまって、
トラブルになる可能性があるから…
ということですね。
虫は人間のように力があるわけではありませんから
カマキリも含め、ちょっとした粘着力で
動けなくなってしまう可能性があります。

そうなってしまうと
カマキリにとっても
自分にとっても、嫌な思いを
することになると思いますから
必ず、テープがついていたり、
べたべたしているものは、
避けるようにしましょう!

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