カマキリは音を出したりするの?夜中でもうるさくなったりしない?

飼育

カマキリは”音”を出すのか。

例えばアパートなどでカマキリの飼育を考えている人や
音に敏感な人は気になる部分だと思います。

カマキリを飼育すると鳴き声で騒音になったりとか、
そういうことがあってしまっては
人によっては困りますよね。

では、カマキリが音を発したりすることは
あるのかどうか、
その点について、解説していきます。

基本的には「音」は静か

カマキリは、基本的には「静か」で、
セミのように鳴いたりすることはありませんし、
犬のように吠えたりすることも、当然ありません。

ハチのように「ブーン…」と羽音を立てたり
することもありませんので、
カマキリを飼育しても、音はほとんど気にならない場合が
ほとんどだと思います。

そのため、アパートなどの集合住宅など、
あまり大きな音を立てられないような場所でも
問題なく飼育することは可能です。

鳴き声は存在しない

カマキリは、鳴き声のようなものを
発したりする昆虫ではないので、
セミのような音を立てることはありません。

もちろんカラスのように鳴いたりすることも
できませんので、
カマキリが発する”声”のようなものはありません。
音が気になる人も、この点は安心してください。

ハムスターのような習性もない

鳴き声が無くても、ハムスターのように
夜になるとガラガラと走り回ったりされてしまうと、
声はしなくても、物音はうるさくなってしまいます。

しかし、カマキリにはそういった習性も特にないために、
夜になったら急にうるさくなったりすることも
基本的にはありません。

鳴き声などの音・習性や行動による音、
このどちらもカマキリの場合は
特に目立つものはないので、
そういった意味では”騒音”などのトラブルにおいては
安心して飼育することができる昆虫と
なっています。

飼育する容器によっては…

カマキリが唯一出すことになる音が、
動き回っている時の「カサカサ」という音ですね。

容器の形状によっては、移動する際などに
鎌でコツコツと容器の壁面を叩いたりして、
「コツ コツ コツ」とか「カサ カサ」とか
そういった音が響き渡ることはあります。

実際に私は、100円ショップで購入した大き目の容器の
正面にラミネートしたフィルムをつけて、
それをカマキリの飼育場所にして、飼育した
個体も何匹かいましたが、
ラミネートしたフィルムの前にやってきて
やたらと「コツコツコツコツ!!!」と
音を立てるようなことはありました(笑)

もちろん、隣人に聞こえたりするようなレベルの音ではなく
同じ部屋にいなければ、聞こえないレベルの音に
なりますので、ご近所さんから怒られてしまったりだとか
そういったことを気にするような音ではありません。

ただし、自分自身がカマキリのいる部屋と同じ部屋で
寝ていたりする場合は、人によっては気になることも
あるかと思いますので、そういった場合は、
下記のように対応していきましょう。

カマキリの音が気になる場合は?

カマキリが発する音は、上でも書いた通り、
鎌などでケースの内側をコツコツ叩く音ぐらいに
なるかと思います。

どうしてもこういった音が気になってしまう場合は、
カマキリを飼育する容器を上手く工夫して
対応していきましょう。

例えば、網目状になっている容器などの場合であれば
カマキリは自分の脚を網目の隙間に引っ掛けているような
状態が多く、基本的にあまり音はしません。

ただし、上でも書いたようなラミネートフィルムだったり、
水槽のような容器だったりする場合は、
カマキリが移動する際に、鎌の部分で壁面などを
つつくような形になってしまうと
「コツコツコツコツ」と音が響き渡ることになります。

そういった部分が気になる場合は、
カマキリを飼育する容器の素材・形などが
なるべく音を立てないようなものに
することをおすすめします。

自分のツメなどで、コツコツと叩いてみれば

同じ部屋で寝れる?

カマキリと同じ部屋で寝ることはできるのかどうか。

これは「可能」です。
よほど音に敏感な人でなければ、
カマキリを飼育している部屋で寝る分には
問題ないでしょうし、
カマキリの立てるコツコツ、という音で
目が覚める人は、それほど多くはないでしょう。
(その音も、常にしているわけではなく、
飼育する容器などをちゃんと調節していれば、
その音がしないようにすること自体も可能です)

そのため、同じ部屋で寝る分には、
まず問題ないと思いますし、
私自身もカマキリを飼育する部屋で寝ていたことはありますが、
カマキリ自体の音で目が覚めたことは
一度もありませんでした。

音によほど敏感でなければ、
このあたりも気にしなくて十分でしょう。

ハムスターのようにガラガラと音がするわけでは
ないですからね。

冬になるにつれてさらに静かになる

カマキリを飼育する上では残念なことですが、
カマキリは冬になるにつれて、当然、
どんどん弱っていきます。

そのため、カマキリは冬になるにつれて、
さらに静かになっていき、
最終的には、その寿命を終える…
ということになりますね。

先ほどから書いているように
カマキリが立てる”音”は基本的に、
カマキリ自体が移動する時に立つ音に
なりますので、カマキリの動きが、
気温の低下と共に弱って行けば、
当然のことながら
動きが少なくなる=音もあまりしなくなる、
と、いうことになります。

カマキリの寿命は秋から冬ぐらいには
基本的には終わってしまうために、
飼育する身としては、寂しいことだとは思いますが、
最後までしっかりと飼育してあげるようにしましょう!

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