カマキリの足(脚)の数は何本あるの?その答えは…?

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カマキリの足の数は何本あるのか…

特に気にせずカマキリを眺めてみると
カマキリの足の数は4本に見えるかもしれませんし、
そう見えてしまってもおかしくはありません。

しかしながら、実際には
カマキリの足の数は「4本」ではなく、
もっとたくさんの足があるのです。

カマキリの足の本数に
ついて、詳しくお話していきます。

カマキリは4本足じゃないの?

実際にカマキリを見て見ると
分かると思いますが
確かにカマキリの足の数は4本に見えます。

4本に見えてしまっても仕方がないですし、
詳しく知らないとそう見えるのも
当然のことです。

しかし、カマキリの足は何本ですか?と
聞かれた際に「4本です」と答えたら
それは「不正解」ということになってしまいます。

カマキリの足の数は一見すると「4本」に
見えますが、実は4本足ではないのです。

では、カマキリの足の本数の”正解”は
いったい何本なのでしょうか?

足の数の正解は…?

カマキリの足は、正確には「脚」と書きます。
(冒頭では、人間に合わせて足と表記しました)

と、いうことでここから先では
「脚」と表記していきますが
カマキリの脚の本数は全部で「6本」となります。
「4本」ではありません。

人間よりも4本ほど、脚が多い、ということになりますね。

しかし、見た感じ「4本しかないけど?」と思う人も
たくさんいると思います。

では、残りの2本の脚はいったいどこにあるのでしょうか。

鎌がある部分は「手」ではなく「脚」

人間に当てはめて考えてみると、
ついついカマキリの「鎌」のある部分は
「手」のように見えてしまうことも
あるかと思いますが、
実はこの部分は「手」ではなく「脚」であり、
鎌がついている2本の脚を含めて、カマキリの脚は
合計で「6本」ということになります。

カマキリの脚が「4本」だと思ってしまいがちなのは、
手が2本、脚が4本、と見えてしまうからなのですが、
実際のところは鎌がついている部分も脚と
なっているため、合計6本の脚が存在する、
ということになります。

ついつい人間と当てはめて物事を考えてしまいがちですが、
カマキリと人間では、色々と大きく異なる部分がある、
というのが現実になります。

では、手はないの?

鎌のついている部分が
「手」ではなく「脚」なのであれば、
”じゃあ、手は存在しないの?”という疑問も
湧いてくるかと思います。

答えとしては、カマキリに「手」「腕」に
相当する部分は存在せず、
人間から見ると「前脚」の部分が、
手のような役割を果たしている、ということになります。

6本全部「脚」となっているので、
腕に見える部分も、カマキリの脚、ということになります。

前脚は人間で言う腕のような使い方も多い

6本全部脚、とは言え、
実際にカマキリを飼育してみると分かると思いますが、
鎌のついている2本の脚に関しては、
人間でいうと「腕」のような使い方をしていることも多く、
餌を食べるような時も、この部分を使いますし、
例えば、木などを登るときにも、
この前脚にあたる2本で、上のほうを掴んで
登っていくようなことも多いです。

そのため、あくまでも”脚”ではあるのですが
人間の腕のような役割を担うこともあり、
色々な形で使える、ということになります。

ただ「やっぱりここは脚なんだな」と思わせるような
使い方をしていることもあり、
カマキリが地面を移動しているのを見て見ると、前足の部分も
含めて「6本足」のように見えることも
あるはずです。

カマキリが移動しているときなどに、
よくカマキリを観察してみると
「やっぱり脚なんだな…」と思うことはあると思います。

6本ではないケースもあるの?

基本的に日本に住んでいるような
一般的なカマキリは脚が6本であるのが基本です。

ただし、世界中にはかなりの種類のカマキリがおり、
それら全てが6本足かどうかまでは確認することが
できません。

また、何らかの怪我や、脱皮時のトラブル、
生まれつきなどなど、
何らかの理由で、カマキリによっては
「6本」脚が揃っていないような個体も
場合によってはいます。

この場合に関しては、やはりどこか不自由な
印象は受けますが、
それでもしっかりと生きているカマキリもいるので、
もしもそういうカマキリを見つけたときには、
そっとしておいてあげましょう。

自然界では、かなり”不利”な条件になることは
否めませんが、それでもたくましく
生き延びる個体もいる、ということですね。

脚を失うトラブルはどんなものがある?

カマキリは、脚を失ってしまっても
場合によっては生き延びる可能性もありますが、
やはり多くの場合は弱ってしまいますので、
飼育を行う際には、脚にダメージを与えてしまうような
行為は避けるようにしましょう。

カマキリが脚を失ってしまう原因となりうるのは、

・生まれつき
・何らかの怪我
・外敵による攻撃
・脱皮の際の失敗

などが考えられます。

生まれつきの場合に関しては
これはもはや、飼い主側にできることは
ありませんが
外敵による攻撃は、少なくとも、飼育している
カマキリであれば、ほとんどの場合、
避けることができる要素です。
(カマキリを同時に飼育すると共食いのリスクがあるため注意)

怪我に関しては、飼い主がカマキリを揶揄ったり、
乱暴に扱ったりしなければ大丈夫だと思いますが
虫カゴの中の環境を危険な状態
(例えば突起物があるなど)にしないよう、注意しましょう。

脱皮の際の失敗に関しては、
これもどうすることもできませんが、
カマキリが脱皮を始めたら”それを妨害するような行為”は
控えるようにしましょう。

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