子供がカマキリを飼育する際の注意点とポイント!

飼育

カマキリは子供にも人気の昆虫ですが、
一方で子供が飼育する場合には
注意しなくてはいけない点も多いのが事実です。

注意点を理解しないまま
子供にカマキリを与えることで、
子供自身が怪我をしてしまう可能性も十分にありますし、
子供が怪我をしなくても
カマキリの方が命を落としてしまったりする可能性も
十分にあるのです。

本人が怪我をしないためにも、
カマキリをダメにしてしまって、後悔するようなことに
なってしまわないためにも、しっかりと注意点は
理解しておきましょう。

カマキリは攻撃性を持つ昆虫

カマキリは積極的に人間に迷惑を
掛けるような行為に及ぶ昆虫ではなく、
一般的には「害虫」扱いもされていない昆虫ですが、
カマキリには強力なカマがあります。

人間に対しても場合によっては
攻撃を仕掛けてくることもありますので、
カマキリ飼育の際には、カマキリを必要以上に
刺激してしまったりしないように、
注意していくことが重要になります。

特に、子供はカマキリのカマを振るような
仕草を面白がって、必要以上に
カマキリを怒らせてしまったりする可能性も
十分にありますので、
この辺りは親がしっかりと管理・監督をしておく
必要がある部分になりますね。

カマキリのカマは、人間を怪我させるためには
十分すぎるぐらいの力を持っています。
子供が不用意にカマキリを触ってしまったりすると
攻撃されてしまい怪我をしてしまう可能性が
ありますので、子供がカマキリを飼育する場合、
子供に対してその危険性については
しっかりと教えておく必要があります。

何も説明がなければ、当然子供は
まさかカマキリからそんなことをされるとは
夢にも思わないでしょうから
「初めてカマキリに触れる」ような子供には
親がしっかりと責任をもって説明しておく必要があります。

カマキリが脆いことも伝える

カマキリも昆虫ですから、
人間が本気を出せば、すぐに踏みつぶすことも
出来てしまいますし、怪我をさせたり
ダメにしてしまうことも
出来てしまいます。
子供の力でも十分にカマキリにとっては
脅威になるわけですね。

しかし、子供はそのようなことを
分からないまま、悪気なくカマキリと
遊んでしまって、カマキリをダメにしてしまう
可能性も十分にあります。

「わざと」やるような悪い子もいるかもしれませんが、
悪気なく子供がカマキリを潰してしまったり、
弱らせてしまった場合、やはり、子供本人にとっても
大きなショックを受ける出来事になってしまうと
思います。

そのようなことになってしまわないためにも
カマキリや他の昆虫を飼育するときは
「大事に育てる」ということを
しっかりと教えておきましょう。

育て方を共に学ぶ

カマキリには水と、肉系の食事
(生きている昆虫でなくても良いので、
 ソーセージや鶏肉などの切れ端など)が
必要になります。

ただ単に虫カゴに入れて観察しているだけでは
そのカマキリはいずれ、餌が不足して
命を落としてしまいますので、
そのようなことになってしまわないように
注意する必要があります。

ただ、子供だけではなかなか
分かりにくい部分もあるので
(例えば、カマキリは動くものしか餌として
 認識しないため、カマキリが好きな肉などを
 虫カゴに放り投げておくだけでは食べない、など)
子供と共に親もカマキリの育て方をある程度把握し、
しっかりと飼育していくことが
重要になります。

それができない場合、
カマキリにとっても辛いことですし、
カマキリを育てる側の子供も、カマキリが動かなくなって
しまえばやはりショックだと思いますから
注意する必要があります。

カマキリを複数同時に飼育しないように注意

厳密に言えば、複数同時に飼育することは
良いのですが、場合によっては
カマキリは「共食い」してしまう可能性があり、
”同じ虫カゴの中で複数のカマキリを飼育する”と、
いうことは危険なことです。

大事にしているカマキリが、別のカマキリを食べる…
という光景は子供にとっても
ショッキングな光景だと思いますし、
できるだけ見せたくない場面になるかと思います。

特に、2匹とも大事にしていたのに、
意図せずして共食いが発生してしまったら
やはり飼育している側としても
気持ちの良いモノではないですよね。

そういったことになってしまわないためにも、
同時飼育を行う際には、
必ず、普段は別々の虫かごなどに入れて
飼育をすることをおすすめします。

何かが起きてからでは、遅いですからね。

いじりすぎないように注意する

カマキリはストレスにも弱いと
言われています。

子供だと、ついついカマキリと
遊びたくなってしまう気持ちは
わかりますが”いじりすぎ”には
注意するようにしましょう。

例えば、先ほど書いたように、
カマキリは「脆い」生き物ですから、
触覚などでふざけて遊んでいたりすれば、
触覚が取れてしまうなど、
重大な事故につながってしまう可能性もありますし、
羽などに関しても同じことが言えます。

また、カマキリの身体自体に
ダメージを与えるような行為では
なかったとしても、
カマキリの身体をつついたりを繰り返していたり、
カマキリにとって負担になりそうな行為を
何度も何度も繰り返していれば、
どのような影響が出てしまうかは、分かりません。

場合によってはカマキリの寿命を
縮めるような結果になってしまう可能性もありますし、
カマキリが怒ってしまって思わぬ反撃(カマによる攻撃など)を
受ける可能性もあります。

遊ぶのは良いのですが、
「遊びすぎないように」注意することは
大事なポイントになります。

タイトルとURLをコピーしました