カマキリに不慣れな人が家に遊びに来る際の注意点!

飼育

カマキリを飼育している人にとっては
”カマキリがいる生活”は当たり前になっていると思いますが
カマキリを飼育した経験がない人や、
そもそもカマキリ自体が苦手な人にとっては、
必ずしもそうではありません。

苦手な人がカマキリを見ればびっくりしたり、
怖がったり、気持ち悪いと感じるような人も
いると思いますし、
カマキリの飼育経験が無い人からすれば、
カマキリを興味本位で触ったりして
怪我をしてしまう可能性も0ではありません。

そこで、”カマキリに不慣れな人”が
家に遊びに来る場合の対処方法や
注意するべきポイントについて、
それぞれ解説していきます。

知っている目線では考えないこと

カマキリを飼育したことがある人にとっての
”当たり前”は、
カマキリを飼育したことがない人にとっては
”当たり前ではない”…
と、いうことは、物事を考える上でとても大事なことです。

どういうことかと言うと、
例えば、カマキリを飼育したことがある人にとっては
”こうすればカマキリに攻撃されるかもしれないから
気を付けよう”と、色々危険性についても
理解していると思いますが、
カマキリを飼育したことがない人からすれば、
”そんなことは分からなくて当然”なのです。

どうしても、カマキリに限らず、
人間は自分がそれに詳しいと、
”相手も基本的な部分は分かっていて当然”と
思ってしまいがちですが、
カマキリに全く興味がない人は
”カマキリに不用意に指を近づけると危険”だとか
そういったことも分からなくて当然なので、
この辺りは、”知っていて当たり前”の考えで
接さないように、注意が必要です。

苦手な人もいるということを理解する

カマキリは、好きな人にとっては
可愛らしく感じる昆虫だとは思いますが
一方で、カマキリが苦手な人も
世の中には存在しています。

どんなに人気のペットであろうと、
例えば犬でも、猫でも、ハムスターでも
苦手な人はいるわけですから、
当然”カマキリ”が苦手な人も世の中には
たくさん存在します。

それを”カマキリが嫌いなんてありえない”という風に
勝手に決めつけてしまうと、
相手との間でトラブルになったり、
相手に嫌な思いをさせてしまうことにも
繋がってしまいますので、
そのようなことは絶対にしないように注意してください。

カマキリが苦手!という人が家に遊びに来る場合は
無理にカマキリを触らせたりしないようにすることはもちろん、
極度にカマキリが苦手な相手が来る場合は、
その人が家に遊びに来ている間だけでも、
カマキリを別の部屋に(※寒い季節の場合は除く)移動しておくなど、
一定の配慮をしてあげても良いかもしれません。

揶揄うのにカマキリを使わない

カマキリが苦手な人だったり、
普段あまり見ない人だったりすると、
目の前でいきなりカマキリを虫カゴから出して
近付けられたりすると、
本当に驚いてしまう可能性があります。

また、驚かしてしまうと、
急にその知り合いがカマキリを手で払ったりして、
思わぬ事故(カマキリが怪我をしたり、最悪の事態が起きたりする)
に繋がる可能性もありますので、
この点はしっかりと注意をするようにしてください。

急に驚かせてしまい、家に遊びに来たその相手に
カマキリを踏みつぶされてしまっても、
それは”急に驚かせるようなことをしてしまった”
飼い主側の責任です。

カマキリがそんな目に遭ってしまうのは当然辛いと思いますし、
飼い主として、そのようなことを望む人は少ないと思います。

カマキリは生き物ですから、
くれぐれも悪戯目的で使ったりしないようにしてください。

相手もカマキリに詳しかったり好きなのであれば
”こうしたらカマキリを傷つけてしまう”ということを
想像できると思いますが、普段から接点がない人にとっては
そうではありませんからね。

カマキリの安全に配慮する

カマキリに慣れていない人が
家に遊びに来たりする場合は
”カマキリの安全”にある程度配慮しておくようにしましょう。

これは、どういうことかと言うと、
ここまで書いてきたように、
カマキリを急に近づけたりすると
驚いてその相手がカマキリを払ってしまって、
結果的にカマキリが命を落としたりしてしまうことになる
可能性も十分にありますし、
そうでなかったとしても、遊びに来た人が
カマキリにちょっかいを出して
”加減”が分からずに
(※普段、カマキリを飼育していない人は
なかなか適切な加減というものまでは分からないと思いますし
分からなくて当然です)
カマキリを傷つけてしまうような結果になってしまう
可能性も十分に考えられます。

また、意外な落とし穴として、
あなたの家に、コバエや蚊、その他害虫などが出現した際に
”何も考えずに”、駆除剤などをまかれてしまうと、
カマキリもダメージを受けてしまったり、
最悪の場合は命を落としてしまったりする可能性もあります。

飼い主であれば
”カマキリにこういうものはかけてはいけない”ということが
分かると思いますが、
飼い主じゃないと、なかなかそういう部分にまで
想像が及ばないのは仕方のないことですから、
ここに関しては飼い主がしっかりとフォローして
カマキリの安全を守ってあげる必要があります。

普段、カマキリと縁がない生活をしている人が
「カマキリ飼育時の注意点」を知らないのは
当たり前のことですし、これは仕方のないことです。

そういったところをフォローしてあげるのは
飼い主としての責任になりますから、
しっかりと対応して、気を配るべきところは気配りして
行くようにしましょう。

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