飼育していたカマキリが
外に逃げ出してしまった…
そんな場合はどうすれば良いのでしょうか?
飼っていたカマキリに
逃げられてしまった場合の対処法や
ポイントをそれぞれ解説していきます。
気を付けていれば逃げられる可能性は低い
まず、一番大事なのは
”できる限り逃げられないようにする”と、
いうことで、基本的にカマキリは
そこまで素早く動き回る生き物ではありませんし、
外で放し飼いにしておくわけではない
(※放し飼いしている人もいるとは思いますが)ので、
逃げられてしまう場面としては限られています。
餌をあげるときや、普段飼育している容器から
取り出して遊んでいるようなとき、
このあたりの場面に限られるでしょう。
一度逃げられてしまいそうになったとしても
カマキリはサイズも大きいですから
そう簡単に見失うことはありません。
しかし、それでも場合によっては
”カマキリに逃げられてしまった…”なんてことが
起きることもあるかもしれません。
そのようなことになってしまった場合は、
どう対応していけば良いのかを、詳しく解説していきます。
家の中で逃げられた場合
カマキリのサイズでは、そう簡単に
外に逃げ出すことはできませんし、
あまり狭い場所に入り込むこともできません。
そのため、カマキリが逃げ出したと考えられる場所を
中心に重点的に探すようにしてみて下さい。
なお、家の中で逃げられた場合に関しても、
そのままにしておいても基本的には
大きな問題(大量に繁殖する可能性は低い)はありませんが、
やっぱり急に出てくると驚くと思いますし、
当然、家の中をある程度汚すようなことは
ありますから、できる限り早めに見つけるようにしましょう。
床を歩いているのに気づかずに
踏みつぶしてしまったりだとか、
そう言ったことにも注意が必要ですし、
小さなお子様などがいる場合は、
カマキリを見つけて不用意に触り、
カマキリから攻撃されて怪我をしてしまう可能性なども
ありますので、そこのところにも、
よく注意しておくようにしましょう。
”そのまま脱走される可能性”は
外で逃げられた場合に比べればはるかに低いですが、
トラブルの可能性は家の中で逃げられた場合の方が
高まりますので、ここは注意しなくては
いけない部分になります。
外で逃げられた場合
庭やベランダなど、家の外で
逃げられてしまった場合に関しては
↑の”家の中で逃げられてしまった場合”と比べると
トラブルに発展する可能性ははるかに低いです。
最悪の場合、そのまま見つからなくても、
何か悪影響が及ぶ可能性は、
非常に低いです。
ただし、外で逃げられてしまった場合に関しては
”そのまま見つからなくなってしまう”可能性があります。
逃げたカマキリを見つけられないことによる
トラブルの可能性は低いですが、
そのまま逃げられてしまう可能性が、
家の中で逃げられてしまった場合よりも
高まる、ということですね。
この点は注意をしなくてはいけません。
ただ、ベランダなどの限られた範囲内であればともかく、
庭など、”どこにでも行けてしまうような場所”で
逃げられてしまった場合に関しては、
一度逃げてしまったカマキリを
再度発見するのは、残念ながら”かなり難しい”場合もあります。
時間が経過すれば経過するほど、
”カマキリが遠くに行ってしまう可能性”も
十分にありますので、
どうしても逃がしたくない…!と言う場合に
関しては”なるべく早めに”
逃げたカマキリを見つける必要があります。
ただし、外で逃げられてしまった場合は
残念ながら”どうしても見つからないこと”も
ありますので、
どうしても見つからない場合、
ある程度の段階で諦めることも
大事になってきます。
元の場所に戻って来る可能性も
不思議なことに、カマキリは
お気に入りの場所に戻って来るケースがあり、
私が以前、勤務していたお店の入口で
カマキリを見つけて逃がした際には
翌日にも同じ場所に戻ってきて、
その次の日にも同じ場所に…という、
2度逃がして、2度戻って来る…
そんな経験もありました。
実際にカマキリは、元々そこで過ごしていたのであれば、
そのあたりの場所に戻って来ることは
稀にあることです。
もしかすると、庭などで逃げられた場合に関しては
しばらく時間が経過してから見てみると、
そのカマキリが再びその場所に
戻ってきている可能性も0ではありません。
流石に1週間も2週間も経過していたりすれば、
その場所にカマキリがいたとしても、
そもそも同じカマキリかどうかも分かりませんが、
一度見失っても、その場所にカマキリが
戻って来る可能性は0ではありませんので、
定期的にカマキリに逃げられた場所なども
チェックしてみると良いかと思います。
完全に逃げられてしまった場合は諦めるしかない
家の中であればともかく、
飼育していたカマキリに”外”で逃げられてしまった
場合に関しては
非常に残念なことではありますが
”諦める”しか、最終的には選択肢はありません。
カマキリは確かに昆虫の中では
サイズは大きいですが、
やはり、色々な場所に入り込めてしまいますし、
身を隠すこともできます。
また、一度見失ってしまうと
”本当に、逃げ出したカマキリと同じカマキリなのか”
という点も難しくなってきますし、
犬や猫のように”このカマキリを探しています”なんてことを
するわけにもいきませんから、
現実的にカマキリを見つけ出すのは困難です。
どうしても見つからない場合については
残念ではありますが”諦める”しかない場合もある、
ということは覚えておきましょう。