カマキリを誰かにプレゼントしたい…
そんな風に思う人もいるかもしれません。
確かに、カマキリが好きな相手に
カマキリを誕生日プレゼントなどとして渡せば、
喜んでもらえる可能性は高いでしょう。
しかしながら、
カマキリは「生き物」ですので、
相手にプレゼントする際には
注意点やポイントをしっかりと理解しておかなくてはいけません。
カマキリを”プレゼント”する場合に理解しておくべき
注意点を、それぞれ解説していきます。
相手がカマキリ好きかどうかは要確認
当たり前のことですが、
カマキリはゲームソフトをプレゼントしたり、
日用雑貨をプレゼントしたりするのとは
訳が違います。
カマキリは「生き物」です。
プレゼントされれば、飼育することにもなりますから、
色々と「手間」としてはかかります。
最悪の場合は逃がせばよいわけですが、
そうなってしまうと
良かれと思ってプレゼントしたカマキリによって、
相手が無駄に時間を使うことになってしまいますし、
カマキリ自身に対しても余計な負担を
積み重ねることになってしまいますので、
「相手がカマキリを必要としているかどうか」という点は
しっかりと考えてから、プレゼントする必要があります。
また「相手がカマキリを飼育することができる
環境なのかどうか」ということを、しっかりと
確認しておく必要があります。
”カマキリが好き＝カマキリを飼育できる”とは
限りませんし、これはまた別問題になります。
相手がカマキリを飼育できる環境なのかどうか、という点に
関してはしっかりと確認しておく必要があります。
サプライスプレゼントは難しい
カマキリをプレゼントする場合、
相手が事前に「カマキリを欲しがっているかどうか」は
最低限確認する必要がありますし、
いきなり当日にカマキリを渡されても
困ってしまうようなケースもあるかもしれませんので、
事前に「カマキリをプレゼントする」と、いうことは
伝えておいた方が良いでしょう。
そうすることで、余計なトラブルや
カマキリ自体へのダメージを回避することができます。
生き物をプレゼントする場合に関しては
どうしても特性上、
サプライズプレゼントをするのは難しいので、
その点は覚えておきたいところですね。
どうやって手に入れればいいの？
プレゼントする、となると
カマキリを確保する必要がありますが
「なかなか見つからない」ことも
あるかと思います。
そのため、そういう場合は
昆虫販売ショップやオークションなどで
カマキリを「購入」することも
一つの選択肢として考えてみて下さい。
数はそれほど多くはないですが
ネット上でもカマキリの販売は行われています。
（法律上も問題ありません。
ただ、他の商品と同じように
オークションの場合は悪質な出品者なども
いますので、その点はしっかりと見極めるように
してから、購入してください）
渡す直前に確保する
カマキリをプレゼントするなら
確保するのは渡す直前にするのが
望ましいです。
と、いうのもあまり先に手配しておくと
自分自身がカマキリの世話をする必要が
出てきてしまうからですね。
もちろん、カマキリが好きであればよいのですが
自分自身はカマキリに何も興味がない場合、
あまり長い時間、カマキリの世話をするようなことに
なってしまうと、手間になってしまう可能性がありますし、
世話をしなければ当然、カマキリは弱ってしまいます。
また、カマキリ自体、ちゃんと世話をしていても
急に命を落としてしまう可能性は決して
０ではありませんので、
”誕生日に間に合わなくなってしまう”ことに
ならないようにしつつも、
あまり早く手配をしすぎないようにした方が良いでしょう。
郵送などする場合は？
カマキリを送る場合は、
「カマキリは生き物」であることを忘れないようにし、
できる限りカマキリに負担が少なくて済むように、
上手く対応していく必要があります。
まず、できる限り「輸送時間」を短くすることが重要です。
例えば、日付指定で１週間先の日付を指定したりだとか、
相手が受け取れずに、結果的にカマキリの輸送時間が
長くなってしまったりだとか、そういったことは
ないように注意し、相手との日程などは
しっかりと確認するようにしてください。
郵送などの際には、なるべく頑丈なケースなどに
入れるようにし、その中に水分や、衝撃を和らげるための
葉っぱやシートなど、工夫していれるようにし、
後はちゃんと到着することを祈る…という感じですね。
なお、複数匹同時に郵送する場合は、
必ずケースを小分けにするようにしてください。
カマキリは場合によっては”共食い”をしてしまうことも
あるため、同じケースで郵送すると
到着時には２匹ともダメになってしまっている
可能性もあります。
あとは、発送前にしっかり餌をあげておくことです。
数日ぐらいであれば餌は平気なので、
先に餌をやっておき、あとは水分を補給できるように
しておく、ということですね。
まとめ
カマキリをプレゼントする場合、
必ず相手が「欲しがっているかどうか」
「飼育できる環境はあるのかどうか」というところを
確認するようにしてください。
これを確認しないまま発送してしまうと
トラブルに陥る可能性があります。
また、できれば「手渡し」した方が良いです。
輸送するとなると、カマキリに対しては、
どんなに気を付けていても”ある程度の負担”に
なってしまうことは、これは避けられません。
やむを得ない場合はともかく、そうでない場合は、
カマキリは手渡しした方が確実です。
