カマキリは基本的には害虫として
扱われず、飼育向けの昆虫として、
もしくは益虫として扱われていることが多いです。
しかし、人によってはカマキリも害虫になってしまうのです。
そんな一面も、確認しておきましょう。
感じかたは人によって様々ですし、
職業などから、カマキリが天敵に
なる人も実際にいるのです。
どうして害虫になるの?
カマキリがどうして害虫に
なってしまうのか。
その理由は人によって様々です。
カマキリが好きな人にとっては
信じられないかもしれませんが、
考え方は人それぞれ違いますから、
可愛い!と思う人もいれば”害虫だ!”と思う人もいる、
ということです。
カマキリを害虫だと感じる人にありがちな理由として、
主な例を挙げておくと、
・単に苦手な人
カマキリはそのサイズ、人を見つめる様なしぐさ、
攻撃されると痛い、等から苦手な人も多い昆虫です。
好きな人は好きですし、
嫌いな人は嫌い、大きく2極化している昆虫とも
言えますね。
実際に旧勤務先で飼育していた際も
「あ~カマキリだ~」という人もいれば、
「うわっ!」と目をそむける人もいました。
まぁ、この辺は好みの問題ですね。
苦手な人にとってはカマキリは
”不快害虫”以外の何物でもないでしょうね。。
・養蜂家にとって・・・
養蜂家にとってカマキリは天敵です。
何故なら自分の商売のかなめでもある
ミツバチを捕食されてしまうことがあるかです。
カマキリはある程度の大きさになっていれば
ミツバチなど軽く捕食して食べてしまいます。
ネズミや青虫、金魚を捕食した例まで
ありますからお手のものなのでしょう。。
しかし、自分の商売に必須なミツバチを
食べられてしまうのでは養蜂家にとって、
不快害虫どころか”害虫”そのものと言えますね。
このように基本的にはあまり嫌われ者、という
イメージのない昆虫ですが、
人によっては不快だったり、実害があったり
することもあります。
好き嫌いは人それぞれなので、
カマキリが苦手な人にカマキリ持ってみなよ~等
強要しないようにしましょうね。
嫌いな人はいるの?
では、カマキリが嫌いな人は居るのでしょうか。
答えは、当然居ます。
どんなものにも好き・嫌いがありますし、
それは自由です。
カマキリが嫌で嫌で仕方がない!と言う人も
この世には居ますし、
カマキリを見るだけで鳥肌が立つ!という人も居ます。
反面、カマキリが大好きな人も居ます。
大切なのは
「自分の趣味を押し付けないこと」ですね。
カマキリが嫌いな人にカマキリのことを
勧めたり、カマキリは良いモノだ、と押し付けたり
しないようにしましょう。
人間関係に亀裂が入る可能性もあります。
好きな人は好き、
苦手な人は苦手。
お互いに相手のことを理解して、
嫌いな人にはカマキリのことを押し付けたりせず、
反対に好きな人の前ではカマキリのことを悪く言ったり
できるだけしないようにすることが
良い人間関係を築く秘訣だと思いますよ!
家に入ってくることはあるの?
カマキリが家に入ってくる…
まぁ、ほとんどありませんが、
地域や場所柄によってはあるみたいですね。
基本的には積極的に入ってくる虫ではありません。
私自身、家にカマキリが入ってきた、ということはないですね。
ただ、私が以前勤務していたお店の中に
カマキリが入ってきたことはあります。
2回ほど…。
1回目のカマキリは外に逃がしました。
で、翌年のカマキリは私が飼育した初代カマキリです。
ほとんど入ってくることはないですが、
たまにこのように入ってくることもあります
もしも駆除する場合は?
もしもカマキリを駆除したり
追い払わなくてはいけない、という場合は
どのように対応すれば良いのでしょうか。
基本、カマキリが自宅の中に
住みついてしまう、ということは
滅多にないことであり、
住宅地に侵入するようなケースもまた、
ごくまれなパターンでしょう。
しかしながら、可能性としては0ではありません。
家に入って来てしまった場合に関しては
一番良いのは、「外に逃がしてあげること」ですね。
カマキリの場合、ゴキブリだとか
そういった虫と違い、万が一家の中で
見かけたとしても、一度逃がせばそれで
解決することも多いかと思います。
苦手な人にとっては
なかなか辛いと思いますが
サイズがサイズですので、潰すのもちょっと
きついでしょうし、薬剤などを使って駆除するのも
ちょっと後味が悪いかと思います。
可能であればうちわなどを差し出せば
それに乗ってきますし、
なんらかの容器におびき寄せることも
そんなに難しいことではありません。
そういったものを利用して、
外に放り出してあげる、というのが
一番理想的であると思います。
基本、目の前に手をやったりしなければ
攻撃されることはありませんし、
それほど積極的に飛ぶ昆虫ではないので、
その点に関しても安心して良いかと思います。
が、どうしても逃がすのが難しい場合は、
市販の薬剤(キンチョールなど)も効果は
あると思いますからそういったものを
使うなどして駆除するのもひとつの方法です。
ただ、そういったものを使うと
カマキリもパニックを起こしたりして
異常行動を起こす(ただちに動かなくなるわけではありません)
可能性があるので、逆に怖い想いをする可能性もあります。
なお、農家など、外の仕事でカマキリが
仕事に影響を出す場合は
薬剤などで駆除してしまうしかありません。
まとめ
飼育する昆虫として
人気の高い昆虫ではありますが
人によっては害虫になることもあります。
苦手な方にとっては
”サイズの大きい怖い昆虫”でしか
ないですからね。
もしも遭遇してしまった場合
一番怖い思いをせずに済むのは
逃がしてあげること、であるかと思います。